【ユニテハウス】坪単価や特徴はいかに?

人と家のミニチュアとたくさんのお金

ユニテハウスは株式会社クリエイト礼文が、フランチャイズチェーン展開を行っているハウスメーカーで山形に本社がある会社です。
ユニテハウスのコンセプトは、100年住んでも飽きがこない家を作ることで、家に住み続ける方の幸せが末永く続くことを目標にしています。また費用ができるだけ安くなるようにプランを考え、無駄がなく簡素ではあるけれど機能的な家づくりを行っていることも特徴です。

ユニテハウスは数多くの商品を扱っているため、それぞれによって坪単価が異なります。標準仕様では30万円前後になりますが、好みのデザインを選ぶと建築費用が上がるので、坪単価も上乗せされます。

またユニテハウスの標準モデルプランの本体価格は税抜きで1,100万円となりますが、これは建物のみの価格です。この場合、家の中の壁はほとんどないため、目的に合う家にするためには別途費用をかけデザインする必要があるでしょう。
ユニテハウスが建てる家は四角い箱型で、難しい技術が必要なく施工期間も短くて済むことが特徴です。ただし間仕切りがほとんどないため、3LDKや4LDKというように生活しやすい間取りにするためには、追加工事費として200万円~300万円ほど別に費用がかかります。

また標準仕様の断熱性機能で、1年を通して快適に過ごせるかについてもしっかりと検討する必要があるでしょう。断熱性について不安な場合はオプションのZEH50仕様を追加工事することで断熱性機能を高くすることも可能ですが、工事費として別途250万円ほど必要になります。

ローコスト住宅は本体価格が安く設定されているので、住宅をとても安く購入できるという印象を持つ人も多いでしょう。しかし家を建てる地域や生活スタイルに合うように建てようとするとオプションの追加が必要になり、費用が総額1,500万円以上かかることも少なくありません。

ただし自分達の好きな間取りに自由にできることや、追加工事をすることで断熱性などの住宅の機能面は格段に上がることなどメリットは十分にあります。またユニテハウスはもともとの坪単価が他のメーカーと比較しても高くありません。後から好みでオプションを付けることもできるので、デザイン性の高い家を提供しているとも言えるでしょう。さらに建物自体が内装の変更を容易にできる構造になっているので、将来的に違う内装に簡単に変更することが可能です。

注意点としては保証期間が短いことや、フランチャイズのため、店舗によってレベルの差がみられることなどです。そのため新築を希望する場合には、料金だけではなく内容を確かめることが重要になります。

良い面だけでなくユニテハウスを選ぶ前には必ずデメリットも理解した上で検討しましょう。