クレバリーホームのローコスト住宅の安さの秘密とは

新築が立ち並ぶ住宅街

クレバリーホームは株式会社新昭和がオーナーで、フランチャイズシステムを導入している木造住宅のハウスメーカーです。日本全国に店舗があり、どこでも対応できるので、家を建てる時に地域を選びません。

クレバリーホームの坪単価は30~65万円程度で、一番人気があり受注が多い商品の坪単価は40万円前後になります。この坪単価の安さの理由はフランチャイズシステムを活かした大幅なコスト削減と、会社独自で開発した部材によるイニシャルコストの低価格化を行っていることです。
一般的にはメーカーが家を建てる際には、下請けの工務店に施工の依頼をすることがほとんどですが、その場合ハウスメーカーと工務店の間にマージンが発生し、その分のコストが坪単価に上乗せされています。
しかし、クレバリーホームではフランチャイズシステムによりコスト削減をすることで、価格を下げ購入者の負担を減らす工夫を実施しているのです。

また、メンテナンスや耐久性に優れているタイル外壁を標準仕様にしていています。この外壁を自社で開発・生産することでコストカットを行い、入居後のメンテナンスコストがかからない家づくりの取り組みを行うことで、購入後の住みやすさも実現しているのです。
他にも、屋根材料に陶器瓦を使用することで耐久性を高め機能を保ったり、壁や床、天井には断熱性に優れている壁材を使用することで、節電しながら快適な室内環境を保ったりしています。また、照明にはLEDを使うことで光熱費削減と電球交換の手間を省くようにするなど、住宅の随所でエネルギーと点検の両方の費用を抑え、購入者の住宅購入後の費用負担を軽減するようにしているのです。

クレバリーホームと他のローコスト住宅メーカーとで坪単価を比較すると、大手住宅メーカーの坪単価が2022年の調査では平均70万円程に対して、クレバリーホームは平均58.9万円でした。クレバリーホームでは自社製の材料を使うことで安く家を建てられるので、その分坪単価は中間位で価格設定されています。

またクレバリーホームでは二世帯住宅のmadoiや3階建て住居のLX-series、平屋モデルのグランシェアなど数多くの商品を販売していることも特徴です。
それぞれの商品によってプランが異なるため、価格域に違いはありますが坪単価の目安は約45~75万円になります。これをもとに具体的な例を挙げると、30坪ほどの敷地面積に家を建てた場合の購入価格はおおよそ1,350万円前後になり、かなりお手頃価格での住宅購入が可能です。

もちろん施工地域や敷地面積の違いなどにより価格の幅も異なりますが、クレバリーホームの商品同士の価格を比較しても大きな差がなく、坪単価の価格幅もあまり大きくないため比較的購入しやすい価格帯であると言えます。